また新しい単語が目に飛び込んできた。
「酸欠世代」である。
「酸欠少女さユり」というシンガーがいる。
その影響から生まれた単語なのだろうか。
そこには言及しないが、なかなか皮肉な言葉だと思う。
個人的解釈をすれば、単純に「息苦しい生き方を強いられる世代」なのだろう。
色々なしがらみや閉塞感の中で生きていかなければならない。
それはきっと時代が作りあげたものだし、若者自身が飛び込んでいった時代なのかもしれない。
団塊の世代・バブル世代・ゆとり世代・・・と様々な世代が生まれる中で、
それぞれの時代の特徴をメディアは表現している。
イベントも様々な表現方法があり、様々な時代背景を映し出すメディアの1つだ。
変化を良しとするのか、悪しとするのかは個人の感情だが、
会社組織として、上司→部下→新人という流れの中で、「→」には、
「世代」が反映されているのだろうか。それとも、上流者は「→」に
変換器を埋め込んだ言葉で流しているのだろうか。
こんなデータがある。
引用:huffpost.com (記事はコチラ)
「This Slide Shows Bosses Totally Don’t Understand Millennials」という
タイトルの記事は日本語にすると、
「このスライドは、上司が完全にミレニアル世代を理解していないことを示しています」
となる。
先ほどの「→」に理解が含まれていない場合、下流に伝わることはない。
「下流理解が不可欠な社会であると認識している上流者」は多くはないだろうが、
「上流理解を不可避だと認識している下流者」も多くないだろう。
どちらがどちらではないが、こと教育にはどちらも必要かと思う。
上司、部下、新人と、4月から入る新入社員。
あえて、どちらにも分かってほしい記事であり、自分へのプレッシャーにもすべき記事かと思ったので共有させていただいた。
みなさんはどの流れに存在し、どの「→」を発信するポジションですか?
酸欠世代には、水面に出た瞬間の酸素の有難さを、クリエイティブな形で表現してほしいと感じるオッサンでした。
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