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執筆者の写真イベント業界.com

大井競馬場 TOKYO MEGA ILLUMINATION 2019-2020

更新日:2020年2月9日

【イルミネーション】

先日、知り合いから「TOKYO MEGA ILLUMINATION 2019-2020」の招待券をいただき、行ってきました。


施工屋時代にイルミネーションの設営を行っていたため、イルミネーションは見慣れていて、そこまでワックワクな感じではなかったのですが、率直に楽しかったです。


まずは、概要です。


日程:2019年10月5日(土)~2020年3月29日(日)

場所:大井競馬場(東京都品川区勝島2−1−2)

最寄駅:東京モノレール:「大井競馬場前」駅下車、徒歩2     京浜急行:「立会川」駅(急行停車)下車、徒歩12

料金:大人/前売800円・当日1,000円・セット券1,300円他


<コンセプト>

「馬」「人」「文化」の融合により発展してきた壮大な大井競馬場を舞台に、江戸からTOKYOの原風景と、新たな演出による光の絶景の数々(虹色に輝く光の大噴水・光の樹木と天空のオーロラ・桜花に煌めく100mの光のトンネル)を存分に体感してください。 品川のウォーターフロントを彩る光のオアシス『東京メガイルミ』に是非ご来場ください。

※公式ホームページより抜粋


というものです。


【予想外の規模感】

まず入場ゲートをくぐった感想は「まぁ、こんなものだろう」という感想。

競馬場や公共施設のイルミネーションやイベントは全て企画コンペ、入札という形で行われるため、受注するためには予算感がとても重要なポイントとなります。

年々ギャンブル人口が減っている中で、なかなか規模を大きくしていくのは大変な状況だと思われます。


イルミネーションの規模感は単純に「球数」。

視界に入るボリュームがイルミネーションの良し悪しですので、慣れた目で見ちゃうと、ちょっと残念な感じかと思っていたら、意外や意外、中に入ると予想以上に球数が多い!

テーマパークならまだしも、競馬場でここまでやるかと。。。


競馬場とのコンセプトにはちょっと?な感じもありましたが、そこは気にせずに目の前のイルミネーションに没頭できるのではないかと思います。

前売800円であれば、社会人はもちろんのこと、学生さんもデートに使えるでしょう。

12月のイルミネーションピークが終わり、特に大きな屋外イベントも少ないこの時期にぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

バレンタインのデートに女性から誘ってみるのもいいかもですね。

インスタにも上げやすいような写真が撮れると思います。

今年で2回目とのことなので、まだ人も少なく、ゆっくり楽しめると思います。

こんな写真が撮れますよ♪

あ・・・カメラはぜひ夜景がキレイに撮れるスマホやカメラを持っていきましょう!


「原風景」と名付けられたゾーン



【イルミネーションに関わる費用】

イルミネーションは無料のものも多いですが、有料となるとちょっと気が引けますよね。

長期間に渡るイルミネーションは電気代やスタッフ費などがかさみます。LEDの普及により電気代がかなり節約されるようになってもタダではありません。

そのため、予算が大きくても、スタッフ費を確保するために、内容を削る方向になることがあるんです。また、イルミネーションは通常のイベントと違って、設営撤去に手間がかかります。その設営撤去費も割合としては大きくなります。

平地だけなら良いのですが、高所作業車のレンタル代・照明機材のレンタル代なども、期間が伸びれば伸びるほど大きくなります。


・イルミネーション本体の費用(一般的な例として)

・取り付け部材の製作(枠・金具・木工等)

・演出機材費(照明、レーザー、スモーク等)

・設営撤去費(スタッフ・大道具)

・電気工事費(電気職人作業・消耗資材(電線)等)

・設営機材費(高所作業車・足場資材等)

・資材運搬車両費(搬入搬出)

・運営スタッフ費

・パンフレット、チラシ、チケット(デザイン、印刷費)

・電気料金

・宣伝広告費(代理店作業)


などがイルミネーションに関わる費用項目です。

イルミネーションは無料で見れる所も多いため、お金を出してまで見ることもないと思っている方もいるかもしれません。

それでも電飾屋さん、イベント屋さんは限られた予算内で出来るだけ来場者の方に

「おぉ〜すごーい!」と言ってもらえるように頑張ってます。

どうぞ、有料ではありますが見応えのあるTOKYO MEGA ILLUMI はオススメです。

注意点として、レストランが閉園30分前にオーダーストップしてしまいます。。。

周りにはあまり飲食店がないので、時間に注意しながら見学しましょう。


ちなみに、イルミネーションはクリスマス時期に実施されることが多いため、施工関係の方々はクリスマスを楽しめません。

設営は11月頃だったりしますが、ピンポイントで12月25日の夜に撤去必須な現場もあります。22時から撤去をして、帰る頃にはクリスマスは終わってます。

平日だと事務所から現場に行き、撤去をして26日になってから帰宅するという状態なので毎年クリスマスの時期はデートどころではありません。


みなさんがデート中に作業をしている作業員がいたら、どうぞ「頑張れ〜!」と心の中で応援してあげてください!


イルミネーションもイベント屋さんのお仕事の1つです。


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