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執筆者の写真イベント業界.com

「幹事さん」はイベント屋さんに向いてます!



今日はいつも周りの人に言っていることを呟いてみます。


「俺の仕事なんて大したことやってない。飲み会の幹事が出来れば誰でも出来る」


イベント業界以外の人と会うと、「どんな仕事なんですか?」と良く聞かれるので、「イベントの制作会社です。パーティーや記者発表、屋外のフェスティバルなどの裏方をしていますよ。」と言うと、「へぇ〜凄いですね」なんて言われます。


多分、この業界にいる人は一度は言われたことあるんではないでしょうか。

なぜ、そのように思うのかを聞いたところ、「なんとなく凄そう」っていうイメージが先行しているということが多かったです。


結局「イベントの裏方」という業務を具体的に世間の皆さんが知らないだけなんです。卑下するつもりもないんですが、イベントのお仕事はそこまで凄いものでもないと思ってます。

そりゃ専門的な知識は必要ですが、それはどの業界も同じ。サービス業なら誰もが同じ状況でより良いサービスを考えてます。


ただ、身近じゃないんですよね。イベントの制作っていうものが。

だから、私は

「飲み会の幹事をやったことがある人なら誰でも出来ますよ。飲み会をやる時や、友達と旅行行ったりする時に何となく[まとめ役]になる人っているじゃないですか?その人達ならイベント屋さんになれますよ!」って話します。

友達の中によくいますせんか?「◯◯に任せておけば大丈夫でしょ?」って言われるタイプの人。。


実際、イベントって旅行や飲み会と同じで、「ある特定の日に、ある特定の場所で、臨時的に行われる特定の人の集まり」なんです。


参加者を集めて、日時を決めて、場所を決めて、移動方法を決めて、中身を決める


イベント業界のプロだからと言って、特殊ではないんです。

みなさんがいつもやってることを、誰かのためにするだけのことなんです。

旅行も飲み会も自分が参加することですが、イベントの仕事は「自分が参加しない」だけです。


日常の中でイベントごとっていっぱいあるんです。


「親が◯◯に行きたいと言ってたので連れて行った」

「子供にせがまれて遊園地に連れて行った」

「彼女のためにデートプランを考えた」

「地元から出てくる友人を迎えるためにプランを考えた」

「新婚旅行の段取りを考えた」

「青春18きっぷで日本一周をした」


ぜーんぶイベントです。

みなさんが、普段からやっていることを同じように私達イベント屋は仕事として生業にしているだけです。


『「◯◯したいな」「◯◯してあげたいな」っていう希望を、実際の段取りに落とし込み、必要な要素を洗い出し、スケジュールに沿って手配をし、必要な情報を書類に落とし込み、ちょっとしたアクセントとなるアトラクションやサプライズを用意する』


これがイベント屋の仕事です。

「誰かが喜ぶと嬉しい」っていう感情がサービス業の根底だと思います。


他の業界に比べて、学生に対してイメージが弱いイベント業界ですが、ちょっとイベント屋さんに興味を持っていただけましたか?


イベント屋さんは実際あまり参加者からは感謝されません。

イベントを実施することで感謝されるのは主催者さんですから。


でも、参加者がニコニコしてる表情は私達のご馳走です。

そんなイベント業界をぜひ深掘りして、就職先の1つとして選んでもらえると嬉しいです。


「イベント業界って楽しそう」って考えてる学生は多いと思いますが、その次の1歩の手助けになればと思ってブログを書いています。


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