みなさん、こんにちは!
今日の業界アカデミーの授業は「当たり前」についてです。
ん?当たり前?
なんのこっちゃ?? という感じだと思いますが、この講義を読んだ後にはご理解いただけると思います。
■当たり前■
当たり前・・・よく使う単語で、「出来て当然」とか「普通のこと」というイメージかと思います。
「当たり前のことを当たり前にできる」と誰かに言われた時に、みなさんは、その人を評価しますか?
しないですよね。普通のことを普通にやるだけですから。
それが「当たり前」なんです。
■イベントの当たり前■
「イベントに行った時に、例えば、イベントの受付で、チケットを購入する、入口でチケットを切る、パスをもらう。
ステージが始まる。
照明が暗くなり、音楽が大きくなり、映像がスタートする。
ゲストが登場し、ゲストの合図とともに照明が華やかに動き出し、音楽が鳴り響く。」
これは当たり前ですよね。
でも、そんな当たり前は、何の準備もしないと出来ないんです。
どの業界もそうですが、「何かを頼めば何かが出てくる」
普通の当たり前のことです。
しかし、イベントはその日に初めて行うことも多く、
いつもやっていることではないことを、その日に初めて「当たり前」に出来ないといけないんです。
■一般来場者の気持ち■
当たり前を当たり前として望む。
出来て当然
出来なきゃクレーム
だからこそ、イベントのスタッフは全員が、準備に時間をかけます。
ものすごい細かなことでも、「もしかしたら、これがトラブルのもとになるかも」と考えると、「準備はしておこう」と考えます。
そうしないと、一般来場者に怒られちゃいます。
「すいません、今日が初めてなので」と言えないのがイベントの辛いところ。
慣れているスタッフと、慣れている仲間に支えられながら、自分たちが出来る努力と、見えない漏れを防ぐ。
それが、「当たり前」を「当たり前」として作るための「努力」です。
■当たり前は"0点"■
「よくできた!」
「楽しかった!」と来場者に思ってもらうためには、0点ではダメなんですよね。
0点にするための努力は事前に頑張ってきたけど、それでも0点。
良い点数を取りたいのは学生でなくても、社会人も同じです。
やっぱり0点は辛いですから。
出来て当然のことは、イベント業界の人たちは頑張ってます。
それ以上に、来場者に喜んでもらえるために、いつか100点をもらうために
イベント業界は日々頑張ってます。
みなさんも、0点までの努力と、100点までのさらなる努力を日々続けたいですよね。
写真引用:
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