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執筆者の写真イベント業界.com

イベント業界アカデミー 第13回 <当たり前>



みなさん、こんにちは!

今日の業界アカデミーの授業は「当たり前」についてです。


ん?当たり前?

なんのこっちゃ?? という感じだと思いますが、この講義を読んだ後にはご理解いただけると思います。



■当たり前■


当たり前・・・よく使う単語で、「出来て当然」とか「普通のこと」というイメージかと思います。

「当たり前のことを当たり前にできる」と誰かに言われた時に、みなさんは、その人を評価しますか?


しないですよね。普通のことを普通にやるだけですから。

それが「当たり前」なんです。



■イベントの当たり前■


「イベントに行った時に、例えば、イベントの受付で、チケットを購入する、入口でチケットを切る、パスをもらう。

ステージが始まる。

照明が暗くなり、音楽が大きくなり、映像がスタートする。

ゲストが登場し、ゲストの合図とともに照明が華やかに動き出し、音楽が鳴り響く。」


これは当たり前ですよね。

でも、そんな当たり前は、何の準備もしないと出来ないんです。


どの業界もそうですが、「何かを頼めば何かが出てくる」

普通の当たり前のことです。


しかし、イベントはその日に初めて行うことも多く、

いつもやっていることではないことを、その日に初めて「当たり前」に出来ないといけないんです。



■一般来場者の気持ち■


当たり前を当たり前として望む。

出来て当然

出来なきゃクレーム


だからこそ、イベントのスタッフは全員が、準備に時間をかけます。

ものすごい細かなことでも、「もしかしたら、これがトラブルのもとになるかも」と考えると、「準備はしておこう」と考えます。


そうしないと、一般来場者に怒られちゃいます。

「すいません、今日が初めてなので」と言えないのがイベントの辛いところ。

慣れているスタッフと、慣れている仲間に支えられながら、自分たちが出来る努力と、見えない漏れを防ぐ。


それが、「当たり前」を「当たり前」として作るための「努力」です。



■当たり前は"0点"■


「よくできた!」

「楽しかった!」と来場者に思ってもらうためには、0点ではダメなんですよね。

0点にするための努力は事前に頑張ってきたけど、それでも0点。


良い点数を取りたいのは学生でなくても、社会人も同じです。

やっぱり0点は辛いですから。


出来て当然のことは、イベント業界の人たちは頑張ってます。

それ以上に、来場者に喜んでもらえるために、いつか100点をもらうために

イベント業界は日々頑張ってます。


みなさんも、0点までの努力と、100点までのさらなる努力を日々続けたいですよね。


写真引用:




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